松井歯科医院ブログ

2026.11.06更新

自然な笑顔を見せる女性

 

こんにちは、松井歯科医院院長の松井です。

 

ホワイトニングを考え始めたとき、多くの方が知りたいのはこの2つではないでしょうか。

 

「どのくらい白くなるのか」「何回通えばいいのか」

 

費用のことも、通う手間のことも、ここが分からないと計画が立てられませんよね。

 

今回は、この2つに正直にお答えしていきます。「必ずこのくらい白くなります」という書き方はいたしません。期待を持たせてお越しいただいて、後でがっかりさせてしまうのが、一番申し訳ないことだと思っていますので。

 

オフィスホワイトニングで白くなる仕組み

白い歯のイメージイラスト

 

まず、なぜ白くなるのかというところから。

 

歯の黄ばみの正体は、長い年月をかけて歯の内部にたまっていった着色の成分です。コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、タバコ。こうしたものの色素が、少しずつ蓄積していきます。

 

歯磨きで落とせるのは表面の汚れまでで、内部にしみ込んだ色までは届きません。ここが、丁寧に磨いても色が変わらない理由です。

 

ホワイトニングでは、専用の薬剤がこの着色成分そのものを分解します。削るわけでも、白いものを塗るわけでもありません。歯そのものの色を明るくしていく方法です。

 

もう一つ、薬剤が作用するとエナメル質の表面の状態が変化し、光の反射の仕方が変わることも、白く見える理由のひとつと言われています。

 

当院では、ジーシー社(GC)の「ティオン オフィスホワイトニング」を使用しております。歯ぐきを保護したうえで薬剤を塗り、専用の光を当てて反応を促す方式です。

 

どのくらい白くなるか(個人差について)

鏡で歯の色を確認する女性

 

ここが、一番はっきりお伝えしておかなければならないところです。

 

「何段階白くなります」と、あらかじめお約束することはできません。

 

効果の出方は、次のような要素によってかなり変わってきます。

 

|もともとの歯の色と質

歯の色は、人によって生まれつき異なります。エナメル質の厚みや透明感、その下の象牙質の色。これらが組み合わさって、その方の歯の色になっています。

 

黄みが強いタイプの方は変化を感じやすく、グレーがかったタイプの方は変化を感じにくいと言われています。

 

|着色の原因と、蓄積してきた年数

コーヒーや紅茶による着色なのか、タバコによるものなのか。何年蓄積してきたのか。原因と年数によって、落ちやすさが変わります。

 

|年齢による変化

年齢を重ねると、エナメル質は少しずつ薄くなり、内側の象牙質の色が透けて見えやすくなります。これは着色とは別の変化なので、ホワイトニングで変えられる範囲には限りがあります。

 

|薬や生まれつきによる変色

特定の薬の影響による変色や、生まれつきの色の違いがある場合、通常のホワイトニングでは思うような変化が出ないことがあります。この場合は、別の方法をご提案することもあります。

 

|神経のない歯について

過去に神経を取る治療をした歯は、時間とともに内側から黒ずんでくることがあります。こうした歯には、通常のホワイトニングでは効果が出にくいとされています。

 

周りの歯だけが白くなって、その歯だけ目立ってしまうということも起こり得ます。心当たりのある方は、事前にご相談ください。

 

こうした事情がありますので、カウンセリングで実際にお口を拝見したうえで、見通しをご説明するという進め方をしております。

 

ホワイトニングを受けられない方、注意が必要なケースについては、こちらでまとめています。
▶ ホワイトニングができない方と注意が必要なケース|施術前の確認リスト

 

何回通えばいいか

歯科医院での治療説明の様子

 

これも、お口の状態とご希望によって変わります。

 

1回で満足される方もいらっしゃいますし、複数回に分けて進める方もいらっしゃいます。

 

考え方としては、こうです。

 

ホワイトニングは、一度に強くかければそれだけ白くなる、というものではありません。回数を分けて少しずつ進めるほうが、しみる感じを抑えながら変化を積み重ねやすくなります。

 

ですから「早く白くしたいから、一度で全部」ではなく、ご希望の白さと、通える回数のバランスで計画を立てるのが現実的です。

 

また、目標がはっきりしている方(この日までに、この程度まで)のほうが、計画は立てやすくなります。ご予定がある方は、その日程を最初にお知らせください。逆算してご提案できます。

 

1回あたりの所要時間は、準備から片付けまで含めておおむね1時間半前後が目安です。

 

効果の持続期間と色戻り

時間の経過と歯のケアのイメージ

 

正直にお伝えします。ホワイトニングの効果は、永久には続きません。

 

施術後も、飲食による着色は日々積み重なっていきます。ですから、時間の経過とともに少しずつ元の色に近づいていきます。これを「色戻り」と言います。

 

どのくらいで戻るかは、これも個人差が大きいところです。

 

・毎日コーヒーを何杯も飲む方
・喫煙される方
・カレーや赤ワインなど、色の濃いものをよく召し上がる方

 

こうした方は、色が戻ってくるのが早い傾向があります。

 

ですので、白さを保ちたい場合は、定期的にメンテナンスの施術を受けていただくという考え方になります。「一度やれば一生このまま」ではない、という点はご理解いただければと思います。

 

この色戻りへの対策として、当院ではオフィスとホームを組み合わせる方法をおすすめしております。医院での施術で変化を出し、ご自宅でのケアで白さを保っていく形です。

 

ご自宅でのケアを続けていただける方は、通院の間隔をあけても白さを保ちやすくなります。セットの料金は66,000円(税込)で、それぞれを単独でお受けいただく場合よりおさえられます。

 

逆に言えば、生活習慣に気をつけることで、戻りを遅らせることはできます。次の項でご説明しますね。

 

色戻りを防ぐための生活習慣

オーラルケア用品のイメージ

 

|施術後24~48時間が特に大事です

施術直後の歯は、普段より色が付きやすい状態になっています。この間に色の濃いものを口にすると、かえって着色してしまうことがあります。

 

・コーヒー、紅茶、緑茶
・赤ワイン、ぶどうジュース
・カレー、ミートソース、醤油の濃い料理
・タバコ

 

この期間だけは、意識して控えていただきたいところです。具体的な時間は施術後にご説明いたします。

 

|その後の日常でできること

色の濃いものを飲んだあとは、水で口をゆすぐだけでも違います。すぐに歯磨きができない場面でも、これならできますよね。

 

コーヒーや紅茶をストローで飲む、という方もいらっしゃいます。前歯に触れる量を減らす工夫です。

 

|研磨剤の強い歯磨き粉に頼りすぎない

「白くなる」とうたった歯磨き粉の中には、研磨剤が多いものがあります。強い力で長く磨き続けると、エナメル質がすり減ってしまうことがあります。

 

すり減ると、かえって内側の色が透けて見えやすくなります。逆効果になりかねませんので、ご注意ください。

 

|定期的なクリーニングを受ける

表面に付いた着色は、歯科医院でのクリーニングで落とせます。定期検診とあわせて受けていただくと、白さを保ちやすくなります。

 

銀歯・詰め物・被せ物がある方へ

歯の色を確認するイメージ

 

大事なことなので、あらためてお伝えします。

 

詰め物・被せ物・差し歯といった人工の歯は、ホワイトニングでは白くなりません。

 

薬剤が作用するのは天然の歯だけです。人工の素材には効果がありません。

 

ここで問題になるのが、色の差です。

 

前歯に白い詰め物が入っている方の場合、ホワイトニングで周りの歯が明るくなると、その詰め物だけが浮いて見えてしまうことがあります。治療した当時は色が合っていても、周りが変われば差が出てきます。

 

この場合、選択肢としては次のような形になります。

 

・ホワイトニングで歯の色を決めてから、詰め物を入れ替えて色を合わせる
・詰め物の位置や大きさによっては、そのままでも気にならないこともあります

 

どうするのが良いかは、実際に拝見してご相談させてください。先に知っておいていただければ、後で「こんなはずでは」ということにはなりません。

 

詰め物・被せ物のことでお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。
▶ 銀歯を白くしたい方へ|保険と自費、選べる2つの方法

 

まずはカウンセリングで、ご自身の場合はどうなるのかを確認していただければと思います。ご予約はお電話(078-381-6484)またはページ上部の「WEB予約」から承っております。

 

当院のホワイトニングについては、こちらのページで詳しくご説明しています。
▶ 神戸駅近くでオフィスホワイトニング|歯医者で行う医療ホワイトニングとは

 

よくあるご質問

 

|1回でどのくらい変わりますか?

1回で変化を感じられる方もいらっしゃいますが、程度には個人差があります。もともとの歯の色や質、着色の蓄積具合によって変わります。カウンセリングでお口の状態を拝見したうえで、見通しをご説明いたします。

 

|何回通えば目標の白さになりますか?

ご希望の白さとお口の状態によって変わります。目標がはっきりしている方は、その内容をお知らせください。回数の目安をご相談させて頂きます。ただし、ホワイトニングで到達できる範囲には限りがありますので、そこも含めて正直にご説明します。

 

|色戻りしたらまた施術が必要ですか?

白さを保ちたい場合は、定期的にメンテナンスの施術を受けていただく形になります。どのくらいの間隔がよいかは、色の戻り方によって変わりますので、経過を見ながらご相談させて頂きます。

 

|銀歯の部分も白くなりますか?

いいえ、白くなりません。ホワイトニングの効果があるのは天然の歯だけです。人工の歯を白くしたい場合は、詰め物・被せ物の入れ替えという別の治療になります。

 

|神経のない歯も白くなりますか?

過去に神経を取る治療をした歯は、通常のホワイトニングでは効果が出にくいとされています。周りの歯だけが白くなって差が目立つこともありますので、事前にお知らせください。お口の状態を拝見したうえで、対応をご相談させて頂きます。

 

|相談だけでも構いませんか?

はい、大丈夫です。「どのくらい変わりそうか聞いてから決めたい」というご相談も歓迎しております。

 

まとめ

 

今回は、オフィスホワイトニングの効果と持続期間についてご説明させて頂きました。

 

・薬剤が歯の内部の着色成分を分解することで、歯そのものの色を明るくします
・どのくらい白くなるかには個人差があり、事前にお約束することはできません
・通う回数は、ご希望の白さとお口の状態によって変わります
・効果は永久ではなく、生活習慣によって色は戻っていきます
・施術後24~48時間の飲食に気をつけることが、特に大事です
・人工の歯と、神経のない歯には効果が出にくい点にご注意ください

 

期待していただくのはありがたいのですが、事実と違うことをお伝えするわけにはいきません。ご自身の場合どうなりそうかは、一度拝見させていただくのが確実です。

 

当院はJR神戸駅から徒歩5分のところにあります。気になっておられる方は、一度ご相談してみてくださいね。

 

自由診療に関するご案内

 

このページでご紹介しているホワイトニングは自由診療です。公的医療保険が適用されず、費用は全額自己負担となります。

 

|主なリスク・副作用について

・施術中や施術後に、歯がしみることがあります(一時的なことが多いですが、個人差があります)
・効果の程度には個人差があり、白さをお約束するものではありません
・詰め物・被せ物など人工の歯には効果がありません
・神経のない歯には、効果が出にくい場合があります
・施術後しばらくは着色しやすい状態になるため、飲食物に注意が必要です
・時間の経過とともに、色が戻ることがあります
・妊娠中・授乳中の方、お口の状態によっては施術を行えない場合があります

 

|費用について

当院のホワイトニングの費用は下記のとおりです。いずれも自由診療のため、公的医療保険は適用されず、全額自己負担となります。

 

・オフィスホワイトニング(医院で行う・上下の前歯が対象):1回 33,000円(税込)
・ホームホワイトニング(ご自宅で行う):上下 55,000円(税込) / 上か下のみ 31,900円(税込)
・オフィスとホームのセット(ホーム上下との組み合わせ):66,000円(税込)

 

オフィスで白くするのは上下の前歯です。セットはホーム上下との組み合わせで、それぞれを単独でお受けいただく場合より費用をおさえられます。お口の状態やご希望によって回数が変わることもありますので、カウンセリングの際に改めてご案内いたします。費用についてのご説明を十分に行い、ご納得いただいてから施術を開始いたします。

 

ご相談・ご予約

 

お電話のほか、ページ上部の「WEB予約」からも24時間ご予約いただけます。

 

・電話番号:078-381-6484
・診療時間:9:00~13:00/14:30~19:00(土曜の午後は14:00~17:00)
・休診日:木曜・日祝
・アクセス:JR神戸駅より徒歩5分

投稿者: 松井歯科医院